地域サロンや民生委員の方に向けた「出前講座」を月に3回程しております。その際に農地をお持ちの方から、相続や今後の活用についてご相談をいただくことが増えています。
その中で、実はとても多いのが「もう少し早く考えておけばよかった」というお声です。
背景にあるのが、“判断できる方が動けなくなってきている”という問題です。
たとえば――
農地を売却したい、誰かに貸したい、あるいは宅地に変更したい。
こうした手続きには、農地法にもとづく届出や許可申請が必要になります。
しかし、これらは基本的に「ご本人の意思」が前提です。
もし認知症などで判断が難しくなった場合、手続きを進めることができなくなる可能性が高くなります。
その結果、
・売却したくてもできない
・賃貸契約の更新ができない
・相続の手続きが複雑になる
といった状況に繋がることが少なくありません。
とはいえ、「まだ元気だから大丈夫」と思われるのも自然なことです。
実際、多くの方がそのようにおっしゃいます。
だからこそ大切なのは、“元気なうちに方向性だけでも決めておくこと”です。
・将来、この農地をどうしたいのか
・誰に引き継ぐのか
・売却や賃貸の可能性はあるのか
これらを整理しておくだけでも、いざというときの選択肢は大きく変わります。
当事務所では、農地法の手続きはもちろん、相続や将来の管理も含めたご相談を承っています。
「まだ具体的に決まっていない」という段階の方が逆に選択肢が広がります。
早い段階であれば、ご家族が安心できる方策をとりやすいとも言えます。
少し先の安心のために、今できることから一緒に考えてみませんか。
初回相談では“あなたの農地の状況”と“ご家族への想い”を一緒に整理いたします。
