最近よく耳にする“しゅう活”という言葉。
終活、集活、習活、収活…。いったいどれが正解なのでしょうか?
答えは、「どれでも、あなたらしくあればOK」ではないでしょうか。身の回りの整理をして「すっきり暮らしたい」と、クローゼットやタンスの中からいらなくなったものをまとめるのも「終活」です。近頃は不用品を買い取ってくれるお店がたくさんありますから、誰かの役にたつのならと思い出の品も手放しやすくなってきました。

そのほかの“しゅう活”はどうでしょうか。
趣味の教室に通い始めることが「習活」、友人と集まって笑顔になるのが「集活」でしょうか。英会話クラスに入って日常会話ができるようになったら、添乗員なしの格安海外旅行が楽しめるかもしれません。

家の中を見直してモノを減らしたり、使いやすく整えることが「収活(整理収納)」といえます。お財布やキッチンの引き出しひとつからというようにできるだけ小さな場所から始めるのがコツだとか。整理整頓がきちんとされているとよいことがあります。モノを探す時間が減り、同じモノを買わなくなって無駄も減ります。逆に気持ちの余裕が増えていきます。
どれも共通しているのは、「これからの人生を、自分らしく、イキイキと楽しみたい」という気持ちです。
たとえば、定年退職をした女性Aさん。
若い頃から国際交流に関心があり、30代の頃には家族でホームステイの受け入れもしていたそうです。退職を機に再び交流を始め、今では市の国際交流サロンで外国人とのフリートークに参加中。出身地や趣味の話で盛り上がる時間が、「集活」と「習活」につながっています。
大切なのは、名前や流行にとらわれないこと。
あなたが「これをやってみたい」と思えることが“しゅう活”の第一歩です。
行政書士の職務は多岐にわたりますが、私は相続と“しゅう活”の専門家として、老後のライフプラン、遺言書の作成~相続までをお手伝いして「安心して、毎日をもっと楽しむ」ためのサポートをしています。
あなたは、どんな“しゅう活”を始めてみたいですか?