~今をもっと楽しむための前向きな一歩~
「終活」と聞くと、なんだか寂しい言葉に聞こえるかもしれません。でも、実は終活は“誰かのため”ではなく、「これからの自分をもっとイキイキと過ごすため」なんだと考えてみてはいかがでしょうか。

たとえば、60代のAさん。若い頃にはコンサートでギターの弾き語りをしたり、ラジオ出演も…
退社を機に終活を始めて、ずっと車庫に置いてあったギターを再び手に取ったAさんは、今や近所の集まりで演奏も楽しんでいます。
「終活を始めたら、今を楽しむ趣味が戻ってきた」と、笑顔で話してくれました。

実は、このAさんは私自身が思い描く未来の姿です。実際のギターは再利用してくれるところにお譲りして、次はキーボードが弾けるようになりたいと計画しています。いつかコンサートができたらいいなぁと夢見ています。
終活を始めると、自分の今や未来を見つめ直す機会が増えます。「どんなふうに暮らしたいか」「何をしているときが一番楽しいか」。それは、これからの時間を大切に生きるための第一歩になります。終活は、心を整え、やりたいことを見つけ、安心して毎日を過ごすための“前向きな習慣”ともいえます。
一番の主役は、自分自身です。元気なうちに自分の想いを形にしておけば、「これで安心」と気持ちが軽くなりますし、「こうしてほしい」という希望がきちんと伝わります。

「終活=人生の終わり」ではなく、「終活=人生の再スタート」と考えてみてはいかがでしょうか?
終活は、“終わり”ではなく、“新しい自分のステージ”。
あなたも、どこかにしまってあった「ギターのような想い」、もう一度弾いてみませんか?